矢宮神社では、神社形式の葬儀である「神葬祭(しんそうさい)」のご奉仕を承っております。
神社神道では、人は亡くなると神様(祖霊)となり、ご家族やご子孫を見守る守護神になると考えられています。
神葬祭は、故人様の生前のご遺徳を偲び、安らかにお鎮まりいただくことを祈るとともに、ご遺族様をお護りいただく神様としてお祀りする大切な神事です。
当神社では、当神社の氏子・崇敬者の皆様はもちろんのこと、初めての方や、「無宗教または他宗派だが今回は日本の伝統的な形式でお見送りしたい」という方からのご相談も広く承っております。どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
宗旨・過去の宗教は問いません
これまで特定の宗教に属していなかった方や、他宗派の方でも、神葬祭を執り行うことが可能です。改宗をお願いすることもございません。
また神葬祭の場合、御葬儀をお仕えしご納骨まで終えられた後、毎年や毎月お支払いいただくものはございません。一年祭、五年祭などの式年祭は、ご遺族様のご意向に沿って対応させていただきます。
※当神社には専用の墓地はございません。
※菩提寺がある場合は、墓地が宗派不問であることを事前にご確認されることをおすすめします。
現代の多様なご意向に柔軟に対応します
神葬祭の伝統的な正式祭祀では、多くの段階を経て、御祭を進めてまいりますが、多忙な現代ではご遺族の皆様のご事情等により、「ご家族葬」「一日葬」など多様な御葬儀の形がございます。当神社では、神事の本義を損なうこと無く、これらに柔軟に対応させていただきます。
また、これを機にお墓の新設・移転・墓じまいをご検討の場合も、ご相談いただければ柔軟に対応いたします。
ご遺族様のお心に寄り添い故人様の歩みを称える「祭詞」
神葬祭では、神職が故人様の生前のお人柄やご功績、ご家族との思い出などを綴った「祭詞」を奏上いたします。ご遺族様からお話を伺い、故人様お一人おひとりのためだけの祭詞を真心こめて作成いたします。
葬儀社の決定
神葬祭をご希望の場合、まず葬儀社をお決めいただき、葬儀日程や斎場・火葬場の手配をご依頼ください。その際、「神葬祭」を「矢宮神社」で依頼したい旨をお伝えください。以降は葬儀社の方に神社へのご連絡をお任せするよう、お願いいたします。
神葬祭申込書をご用意しておりますので、故人様のご略歴を分かる範囲でご記入ください。
葬儀社にて、枕直しや納棺などのご案内があるかと思いますので、ご遺族様と葬儀社にてご対応をお願いいたします。
帰幽奉告
本来は、ご遺族以外の方が代理で神社にご参拝いただき、故人様のご帰幽(お亡くなりになることを神社では帰幽と呼びます。)を神前に奉告いただく儀式ですが、近年は遷霊祭・通夜祭と併せて葬祭会場からの遥拝という形で行うことがほとんどです。当神社でも特にご依頼がない限り、遷霊祭・通夜祭の冒頭にて奏上させていただきます。
遷霊祭・通夜祭
遷霊祭は、故人様の御霊を霊璽に遷し留める儀式です。霊璽は仏式では位牌にあたるものになります。
※神葬祭では戒名はございませんので、戒名授与に伴う費用はございません。
通夜祭は、家族親族が夜を徹して故人様の傍らに侍り、共に故人様を偲ぶ祭儀です。仏式ではお通夜にあたるものとなります。
葬場祭
葬場祭は、ご遺族、知人・友人等皆様ご参列のもと、故人様の棺前において、その一代を振り返ってご遺徳を偲び、現世での最期のお別れを告げる祭儀です。仏式では告別式にあたります。
なお、葬場祭終了後、葬祭場からのご出棺の際、発柩祭を行う場合もございます。
火葬祭
ご遺体を火葬するに際して行うもので、火葬場にて行います。
火葬場では、祭祀のお時間が充分には確保できないため、祭詞・祭儀も限られたものとなります。
帰家祭ならびに十日祭
帰家祭は、ご遺体火葬の後、喪家に帰宅した家族親族が、お清め祓いの後、仮御霊舎の御霊前に御葬儀が滞りなく終了したことを奉告する儀です。
十日祭は、ご帰幽より10日後、仮御霊舎に献饌して、故人様の御霊をお鎮めし、一家の守護神に昇華いただくことを祈念する儀です。仏式では初七日にあたります。
現代では、ご遺族が一同に会することが困難なことも多く、葬場祭が終了した後、そのまま葬祭場にて、帰家祭ならびに十日祭を続けて実施するケースが増えております。当神社でもご遺族様のご意向を確認のうえ対応させていただきます。
葬儀社の主管のもと進められる葬儀はここまでとなります。
以降は、ご遺族様のご意向により、当神社にて直接対応させていただきます。
五十日祭
故人様が帰幽された日より数えて50日後に行う祭儀です。
五十日祭をもって、霊璽を仮御霊舎から御霊舎にお移しし、故人様は祖霊としてご一家の守護神となられます。
仏式での四十九日にあたり、この祭儀をもって忌明けとなります。
当神社では、参集殿にて催行いたします。
埋納祭(納骨)
五十日祭をお仕えした後、ご納骨を行っていただくのにあわせて、墓前(神社では「奥津城(おくつき)」と呼びます)にて行います。
※当神社では納骨自体の手配は行えません。墓地の管理所などにお問い合わせください。
※納骨は五十日祭の後、百日までの間の早い時期に行っていただく習わしとなります。(五十日祭当日でも可)
式年祭
納骨を終えられた後は、年毎の御祭をお仕えする習わしとなっております。
特に、一年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、ご十年祭は、特に丁重に行うべきとされております。
当神社では、ご遺族様のご意向にあわせ、当神社参集殿にて催行いたします。
霊璽(れいじ)とは仏式では位牌にあたるものとなり、遷霊祭にてご遺体より個人様の霊魂をこの霊璽にお遷しいたします。
五十日祭(仏式では四十九日)をお仕えし忌明けとなりましたら、御霊舎(仏式では仏壇)に、祖霊神としてお祀りいただきます。
葬儀社に「神葬祭」で「矢宮神社」にご依頼のご意向をお伝えください。
当神社では、奏上させていただく祭詞を作成するにあたり、故人様のお人柄やご経歴、趣味、思い出などをお伺いさせていただきます。差し支えない範囲で結構ですので、お知らせいただけますようお願いいたします。
当神社にて「故人様履歴」フォーマット(PDF)をご用意しておりますので、ご利用ください。
ご不明な点などございましたら、矢宮神社社務所(☎ 073-444-0668)までお気軽にお問い合わせください。
ご葬儀の形式その他により前後いたしますので、以下は参考とお考えいただき、詳細は当神社社務所までご確認をお願いいたします。
※帰幽奉告は遷霊祭の冒頭にてお仕えさせていただきます。単独催行ご希望の方はご相談ください。
※帰家祭は十日祭を併せてお仕えさせていただきます。それぞれ単独催行ご希望の場合はご相談ください。
※通夜祭、葬場祭のお供え物は当神社にてご用意させていただきます。
※和歌山市内の交通費は含んでおりますので車代は不要です。(和歌山市外は別途ご相談ください。)